カッティングギター録音

ギター録音の時のマイクセレクトとアンプの選択、そしてマイクとアンプの相性について。

ロックのギターカッティングに選ぶマイクはどれがいいんでしょうか?ギターによります。といっては終わってしまうのでスタンダードなエレキギターをセレクトしてみましょう。ギターはフェンダー(FENDER)ストラトでアンプはマーシャルというセレクトはスタンダードで理解しやすいと思うのでこれで推察・検証。

エレキギター録音で一番使うことの多いのはダイナミックマイク型。SHURE SM57とSENNHEISER MD421をセレクトしてみます。理由はカッティングの歯切れのよさとパワーが欲しいので。

それとコンデンサーマイクの場合はAKG C451とNEUMANN U87Aiも選んでみます。ダイナミックマイクだけではせっかくですから面白くないですものね。スタジオで定番のマイクをいくつか選んでみたわけです。

このマイクでの聴き比べをしてもらえないのが残念ですが、SHURE SM57はロックに似合うかな。明るいサウンドでガッツもある音をマイクが拾ってくれます。

MD421の場合は比べると高音域に丸みが出ていく感じです。
ギザギザしたロックテイストにするのかそれともSM57に比べて落ち着いた感じが欲しいかで使い分けるといいですね。歪ませてギザギザさせたいならSHURE SM57、バランスよくサウンドを整えたいならMD421といったところでしょうか?

もう一方のコンデンサーマイクの場合は高域と低域がダイナミックマイクに比べてよりはっきりしてきます。耳には高域のギザギザがいっぱい出ているように聞こえるかな?
こうした特性の違いのあるマイクをアンプからの位置も変えて(オンマイク・オフマイクといったりします)録音すると後で混ぜたときに面白いことになると思います。

あまりにもマイクの位置が悪いと音に芯が無くなったりひどい位相で使い物にならなくなったりしますから、マイクの立てる位置も重要です。

こだわらずにダイナミックマイクのSM57を使うのが価格的にもセッティングも楽にできるマイクのような気がします。
カッティングのような音にパワーが欲しい時はダイナミック!というセオリーだけアタマに入れておいて、あとはその時々で試してみましょう。

カッティングギターのマイクセッティングを変えてアンプはMARSHALL JCM800+HIWATT(マーシャル)の同じ環境でギターをギブソンレスポール(GIBSONLesPaul)にしてマイク録音してみたときの話です。
ギターによって同じカッティングをするときのマイクの相性はあるんでしょうか?

この実験でもやはりギター・アンプの求める音が出てくれてるのは、SM57とMD421の2つのダイナミックマイクですね。
ギターを選ばずに使い勝手のいいのはダイナミックマイクだということが伺えます。

コンデンサーマイクの場合はどちらかというと、アンプからの距離をある程度離したオフマイクとして立てておくといいようです。
後でコンプ(コンプレッサー)をかけてオンマイクとサウンドの距離感を整えて、2つを曲げるとサウンドに広がりと奥行きが出てきます。


*この記事に出てきたダイナミックマイク

SHURE SM57…ダイナミックマイクの定番といえばこのシュアのSM57。シャープかつクリアな音質でスネアやギターアンプの収録に多く使われているマイク。

SENNHEISER…MD421はゼンハイザーのダイナミックマイクで「クジラ」という愛称を持っているマイク。

*この記事に出てきたコンデンサーマイク

AKG C451…初めての小型のコンデンサーマイクで話題をさらったC451は正確に音を録るのに適したマイク。すでに生産終了してしまっているマイク。楽器のように復刻版が登場もしている。C451はダイヤフラムの振動をコントロールがしやすいことから人気があったマイク。

NEUMANN U87Ai…コンデンサーマイクNEUMANN U87Aiは指向性の選択が可能。無指向性・双指向性・カーディオイドの3つの嗜好性から選択可能なマイク。大型のデュアルダイアフラム・カプセルを持つ。
スタジオマイクの大定番コンデンサーマイク。
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