ライン録音

アコギの録音したサウンドも年代ごとに変わってきています。1990年代後半以降のサウンドはアコギでもラインの音が強いエレアコサウンドが増えています。生のアコースティックサウンドとは別の楽器だと考えてマイク録音とラインと録りの音を混ぜる手法を紹介していきます。同じフレーズでマイクサウンドとラインの音を聞き比べると空気感や低音の響きなどいろんなところで音の違いが感じられます。マイクとラインの違いを互いにうまくあわせることで面白いサウンドが生まれます。歌がうまいシンガーがユニ損で声を重ねるような感覚です。ダブルで重ねて行くことで録音した音の輪郭や加工のしやすさがアップしていきます。
まずマイキングでギタサウンドを収録する場合ですが、ギターの斜め上30cmくらいのところがマイクの位置として一般的です。スイートスポットと呼ぶ、一番気に入るマイクの立てる位置があるはずなので、好みとギターの固体によって使い分けます。難しく考えず耳で判断しましょう。
ライン録音の方は、ラインはマイクに比べると強弱がなだらかになりがちなので基本的にはリミッティングせずに集音するほうがいいですね。8ビートなどのテヌート気味のプレイの場合は別ですが。
平坦になりがちなラインの音にマイクのダイナミクスを加えるという具合です。2つの音をLRに振ってみたりお互いのリバーブをクロスさせたりするとセンターの声を邪魔せずに厚みを出すことができます。さらにアンプの音も拾って混ぜるということもありえますね。
あえて音をかぶらせることでひとつの音として聞こえてきます。
エレアコサウンドのよさはドンシャリ気味のカリっとした部部にもあるように思いますから、ライン録りの音を軸に生音を混ぜていく方法をよく使っています。
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